トップ > あをによし文庫 > 08-奈良民俗紀行~西大和編

あをによし文庫

第8弾 「奈良民俗紀行~西大和編」 鹿谷 勲 著

民俗学者が歩いて見た西大和の魅力。

著者は長年奈良県の民俗文化財の調査・保護に携わってきた、県立民俗博物館の鹿谷勲氏。

「奈良盆地の西隅、河も道も人も集まる三郷・王寺・斑鳩・河合・上牧の辺りは、新しい住まいと古くからの村落の光景が混在している。そうした土地を歩くことは、不思議な魅力に満ちている。」

―人をぐるぐる巻きにする綱祭りや、お湯と鈴を使った巫女のお祓い、文化祭の出し物のような地蔵盆等、西大和周辺で繰り広げられる60以上のエピソードが、「つどう」「いのる」「はぐくむ」「ひびく」などのキーワードで丹念に語られます。

本書を片手に西大和を歩いてみると、ときに形を変えながらも連綿と受け継がれている行事や、住み慣れた町の知らなかった魅力がきっと見つかるはずです。

B6サイズ、252頁

 

【あらたまる】
昨日に変わりたりとは見えねど ― 砂まき ―
正月の神 ― 正月ドンどこまでおいでた ―
正月六日の甘酒 ― 馬見の神年越 ―1
年越しの作法 ― 節分の行事 ―
大和の万歳 ― 正月のことほぎ ―
【コラム】民俗の意味

 

【なう】
椣原のカンジョウ掛け ― 人を巻き込み祝う綱 ―
矢田大宮の綱掛け ― 宮座の綱掛け行事 ―  
東明寺の綱掛け ― ムラの共同作業 ―  
広瀬の綱掛け ― 清浄を保つ綱 ―  
真夏の注連縄作り ― 當麻の天神講 ― 

【コラム】聖なる西のライン  

 

【つどう・いとなむ】
オクドサン ― 十一の焚き口を持つカマド ― 
鬼打ち ― 秋留八幡神社の宮座 ―  
三日オコナイ ― 薬隆寺八幡神社の宮座 ―
達磨会式 ― 春の賑わい ―  
地蔵盆の立山行事  ― 大垣内の楽しみ ― 
アタゴサン ― 八木の愛宕祭り ―  
幕末の祭り ― 祭礼絵馬を読む ―  
オハキを築く祭り ― 櫟原の秋祭り ―
火を取る祭り ― 往馬大社の火祭り ―

 

【いのる・ねがう】
筒粥の祭り ― 小豆粥で占う作柄 ―  
正月七日の農作業 ― 植槻八幡神社のお田植行事 ―
砂が舞うオンダ ― 広瀬神社の砂掛け祭 ―  
砂に松葉を植える ― 五位堂のオンダ行事 ― 
菩薩の歩み ― 当麻寺の練供養 ―  
ナムデ踊り ― 雨乞いの太鼓踊り ―

 

【まう・きよめる】
巫女の声 ― 描かれた巫女とその子孫 ―  
湯立てする巫女 ― 若槻の巫女 ―  
湯と鈴の祓い ― 立野の巫女 ―  
小泉のソネッツァン ― 小泉の巫女 ―
【コラム】しぐさの民俗 

 

【とむらう】
天守台の地蔵 ― お城祭り ―  
傘堂 ― 恋王の私情にたえず ― 
葬式と奴行列 ― 椿井と乙田の奴行列 ―
チャンカラカン ― 東安堵の六斎念仏 ―
炎天下の大松明 ― 東坊城のホーランヤ ―
【コラム】回想について

  

【まいる・そなえる】
一日だけのオダイシサン ― 番条の四国八十八カ所 ―  
矢田山四国 ― 地蔵山のミニ遍路 ―  
大峰への献華 ― 奥田の蓮取り行事 ― 
宵宮だけの三十六歌仙 ― 南今市の絵馬講 ―
伊勢参宮 ― 本参りと抜け参り ―  
如来さんが巡る ― 椿井町の御回在 ―
巨石と泥団子 ― 石床神社と消渇神社 ―
花の民俗 ― アジサイ・ササユリ・シオン ―
【コラム】遍路と奥駈け 

 

【はぐくむ】
大地を打つ子供たち ― 信貴畑のエンマラ叩き ―  
地黄のススツケ行事 ― 野神を祭る子供たち ―  
師走の元服式 ― 林口のナガエ ― 
宮さんの握り飯 ― 五位堂の若者と力石 ―
【コラム】大和の風土とはたらく人々 

 

【ひびく】
王寺の歌声 ― 淀の川瀬の水車だれを待つやらくるくると ―  
春日座の芝居 ― 平等寺の芝居連中の軌跡 ―  
躍動するリズム ― 高田のダンジリ囃子 ―  
夜空に響く伊勢音頭 ― 箸尾の戸立祭り ―  
双盤の音 ― 鉦が結ぶ共同体 ― 

 

【人・モノ・妖怪】
孝女伊麻 ― 江戸時代の民衆群像 ― 
消えた絵馬 ― 竜王宮のおかげ参り絵馬 ―
天から面が降ってくる ― 二つの面塚 ― 
矢田村郷土誌稿 ― 試みの郷土誌 ―  
五位堂の鋳物 ― 農具から梵鐘まで ― 
龍田の鬼 ― 鬼への思い ―  
タコビのこと ― 消えた妖怪 ―
【コラム】民俗語彙の面白さ

 

 

 購入は こちら

おすすめ書籍

  

 

「I am yan」笹本真利子著

Instagramでフォロワー数11万人を誇る人気柴犬@yankun_yankun初のフォトブック。好評発売中!

   
 
 
絵双六~その起源と庶民文化

桝田 静代 著

 

     

 

   

うどんのルーツは奈良にあり!!

コンテスト結果。 

     
作品募集  

奈良を舞台とした短編小説を常時募集しています。

募集要項のご案内

     
    大和路ろまん文庫定期購読の申込み