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奈良の二十四節気七十二候

二十四節気七十二候を通して奈良の魅力を発信して参ります!どうぞお楽しみに!
(にじゅうしせっきしちじゅうにこう)

 

(行事情報は、奈良県で入手できるパンフ等から抜粋しております)

 

 

~ 春 ~

 

2月4日

~2月8日ころ

立春

(りっしゅん)

<初候>-東風解凍(はるかぜこおりをとく)

2月9日

~2月13日ころ

 

<次候>-黄鶯睍睆(おうこうけんかんす)

 

桜井市:長谷寺修二会だだおし法要-2014.2/8~2/14

2月14日

~2月18日ころ

 

末候>-魚上氷(うおこおりをはいずる)

 

2月19日

~2月23日ころ

雨水

(うすい)

<初候>-土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

2月24日

~2月28日ころ

 

<次候>-霞始靆(かすみはじめてたなびく)

3月1日

~3月5日ころ

 

末候>-草木萠動(そうもくめばえいずる)

 

奈良市:東大寺修二会-2014.3/1~3/14

 

3月6日

~3月10日ころ

啓蟄

(けいちつ)

<初候>-蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

3月11日

~3月15日ころ

 

<次候>-桃始笑(ももはじめてさく)

3月16日

~3月20日ころ

 

末候>-菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

 

3月21日

~3月25日ころ

春分

(しゅんぶん)

<初候>-雀始巣(すずめはじめてすくう)

 

奈良市:薬師寺修二会花会式-2014.3/23お身拭い、3/31鬼追い式

3月26日

~3月30日ころ

 

<次候>-桜始開(さくらはじめてひらく)

3月31日

~4月4日ころ

 

末候>-雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

 

4月5日

~4月9日ころ

清明

(せいめい)

<初候>-玄鳥至(つばめきたる)

4月10日

~4月14日ころ

 

<次候>-鴻雁北(こうがんかえる)

4月15日

~4月19日ころ

 

末候>-虹始見(にじはじめてあらわる)

 

4月20日

~4月24日ころ

穀雨

(こくう)

<初候>-葭始生(あしはじめてしょうず)

4月25日

~4月29日ころ

 

<次候>-霜止出苗(しもやみてなえいずる)

4月30日

~5月4日ころ

 

末候>-牡丹華(ぼたんはなさく)

  

 

 

~ 夏 ~ 

 

5月5日

~5月9日ころ

立夏

(りっか)

<初候>-蛙始鳴(かわずはじめてなく)

5月10日

~5月14日ころ

 

<次候>-蚯蚓出(みみずいずる)

5月15」日

~5月20日ころ

 

末候>-竹笋生(たけのこしょうず)

 

5月21日

~5月25日ころ

小満

(しょうまん)

<初候>-蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

5月26日

~5月30日ころ

 

<次候>-紅花栄(ばにばなさかう)

5月31日

~6月5日ころ

 

末候>-麦秋至(むぎのときいたる)

 

6月6日
~6月10日ころ

芒種

(ぼうしゅ)

<初候>-蟷螂生 (かまきりしょうず)

6月11日

~6月15日ころ

 

<次候>-腐草為蛍 (かれたるくさほたるとなる)

6月16日

~6月20日ころ

 

<末候>-梅子黄 (うめのみきなり)

  

二十四節気―夏至

【こころの文字 落合 勲「夏至」】

6月21日

~6月26日ころ

夏至

(げし)

<初候>-乃東枯 (なつかれくさかれる)

6月27日

~7月1日ころ

 

<次候>-菖蒲華 (あやめはなさく)

7月2日

~7月6日ころ

 

<末候>-半夏生(はんげしょうず)

 

 旧暦で、二十四節気や七十二候とともに季節の移り変わりをつかむために親しまれていたのが雑節ですが、夏至から数えて11日目にあたる同じ日を、雑節では同じ漢字をあてて「はんげしょう」と読みます。奈良の中部などでは「はげっしょ」と少し勢いをつけて呼ぶ人が多く、小麦を使った「半夏生餅」を食べる習慣が今も残っています。
 そもそも半夏とは「カラスビシャク」という植物の名前。細長く巻いたミドリ色の花びらから、黒い芯がひょろりとのぞく少し不思議な形の花をつける薬草です。七十二候の「半夏生」は、半夏が生え始めるころという意味。ややこしいのですが、葉っぱの一部が白くなって花のように見える「半夏生」はまた別の植物で、こちらは「半夏生」の頃、見頃を迎えることから付いた名前なのだそうです。あの涼しげな白を白粉に見立てたのか「半化粧」と書く場合もあるとか。なんだかこちらの漢字をあてるほうがあの姿にしっくりくるような気がします。

 さて、七十二候にせよ、雑節にせよ、毎年、「半夏生」は、この時期までには田植えを終えるという目安です。この頃収穫できる小麦をたっぷり使った「半夏生餅」をみんなで食べるのも、無事田植えが終わったことを喜び合い、豊作を願うためで、「早苗饗(さなぶり)餅」と呼ばれることも。山口県から結婚を機に奈良へ来た私は、小麦餅なんて見たことも食べたこともなくて、そう言うと、知人がすぐに手作りの小麦餅をごちそうしてくれました。プラスチックの折に詰められた、ぼてっと黄色がかった小麦餅。まだ柔らかくて、みんなで適当に手でちぎっては、きなこをたっぷりまぶして食べました。小麦の香りがしたことと、とてもおいしかった記憶があって、この文章を書きながら、今度自分でも作ってみようかなと思っています。

 実家は今でも田圃に囲まれていますが、奈良市内にある仕事場の近くには、残念ながら田圃はありません。でも、歩いてすぐの東大寺さんの境内に供田があったことを思い出し、今年は春先からこまめに様子を観察しています。6月11日、子どもたちが足を取られながら一生懸命植えた早苗が、今、しっかりと根を張り、厳しい日差しやスコールのような雨にも耐えています。 (倉橋みどり)

 

Midori Kurahashi

1966年生まれ。山口県出身。結婚を機に奈良在住。

フリー編集者・ライタ-で近現代の奈良の歴史を編集・発信するNPO法人文化創造アルカ理事長。NHK文化センターなどで奈良・京都の案内講座も多数つとめる。俳人としても活躍(俳人協会幹事)。昨年ブログでの連載エッセイ「二十四節気と七十二候のお話」が好評で、暦についての講演も増えてきた。
著書に『北を見るひと』(角川学芸出版)、『祈りの回廊をゆく~奈良町・高畑編』(飛鳥園)。共著に『知恩院散策記』(知恩院発行)がある。

  

 

  

二十四節気―小暑

【こころの文字 落合 勲「小暑」】

7月7日

~7月11日ころ

小暑

(しょうしょ)

<初候>-温風至(あつかぜいたる)

7月12日

~7月16日ころ

 

<次候>-蓮始開(はすはじめてひらく)

 

 蓮の花が咲き始める頃という意味です。蓮の品種は一説によると9百種にものぼるとか。奈良でも薬師寺、喜光寺、唐招提寺、法華寺などでさまざまな蓮が育てられていて、もう見頃が終わった蓮も、まだまだこれからというものもあるようです。
 そもそも蓮は仏教には欠かすことのできない花。仏様は、蓮の花をかたどった台座(蓮華座)にお乗りになり、蓮華の花を持っておられる場合もよくあります。以前、雑誌の仕事で取材させてもらったお坊様に、色紙を書いていただいたことがありました。そのお坊様は迷わず、「泥中の蓮」という言葉を力強く書いてくださいました。蓮が泥に植えられながら美しい花を咲かせることから、煩悩の中にあっても、清らかな心を保ち続けることの大切さを表しているそうです。そのお坊様は、大峯山で千日回峰行を二度成し遂げたのをはじめ、大変な苦行を重ねてこられました。それでも「苦行をしてもすぐに何かが変わるわけではない。そのことがわかってよかった」とおっしゃったときの澄んだまなざしが印象的でした。
 蒸し暑い日が続き、梅雨明けが待ち遠しいころです。つい怠惰に過ごしたくなったりするのですが、朝の空気の中で清々しく咲いている蓮の花に出会うたび、あのお坊様の言葉とまなざしを思い出します。せめて今日も一日、誠実に過ごしたいと思うのです。

  

     朝の露こぼさぬやうに蓮開く     倉橋みどり

 

 

 

7月17日

~7月22日ころ

 

末候>-鷹乃学習(たかすなわちたくしゅうす)

 

7月23日

~7月28日ころ

大暑

(たいしょ)

<初候>-桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

7月29日

~8月2日ころ

 

<次候>-土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

8月3日

~8月6日ころ

 

末候>-大雨時行(たいうときどきふる)

 

 

~ 秋 ~ 

 

8月7日

~8月12日ころ

立秋

(りっしゅう)

<初候>-涼風至(すずかぜいたる)

8月13日

~8月17日ころ

 

<次候>-寒蝉鳴(ひぐらしなく)

8月18日

~8月22日ころ

 

末候>-蒙霧升降(ふかききりまとう)

 

8月23日

~8月27日ころ

処暑

(しょしょ)

<初候>-綿柎開(わたのはなしべひらく)

8月28日

~9月1日ころ

 

<次候>-天地始粛(てんちはじめてさむし)

9月2日

~9月7日ころ

 

末候>-禾乃登(こくものすなわちみのる)

 

9月8日

~9月12日ころ

白露

(はくろ)

<初候>-草露白(くさのつゆしろし)

9月13日

~9月17日ころ

 

<次候>-鶺鴒鳴(せきれいなく)

9月18日

~9月22日ころ

 

末候>-玄鳥去(つばめさる)

 

9月23日

~9月27日ころ

秋分

(しゅうぶん)

<初候>-雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

9月28日

~10月2日ころ

 

<次候>-蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

10月3日

~10月7日ころ

 

末候>-水始涸(みずはじめてかるる)

 

10月8日

~10月12日ころ

寒露

(かんろ)

<初候>-鴻雁来(こうがんきたる)

10月13日

~10月17日ころ

 

<次候>-菊花開(きくのはなひらく)

10月18日

~10月22日ころ

 

末候>-蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

 

10月23日

~10月27日ころ

霜降

(そうこう)

<初候>-霜始降(しもはじめてふる)

10月28日

~11月1日ころ

 

<次候>-霎時施(こさめときどきふる)

11月2日

~11月16日ころ

 

末候>-楓蔦黄(もみじつたきばむ)

  

 

~ 冬 ~ 

 

 

11月7日

~11月11日ころ

立冬
(りっとう)

<初候>-山茶始開(つばきはじめてひらく)

11月12日

~11月16日ころ

 

<次候>-地始凍(ちはじめてこおる)

11月17日

~11月21日ころ

 

末候>-金盞香(きんせんかさく)

 

11月22日

~11月26日ころ

小雪

(しょうせつ)

<初候>-虹蔵不見(にじかくいれてみえず)

11月27日

~12月1日ころ

 

<次候>-朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

 

桜井市:桜井宇陀芸能祭-2013.12/1

12月2日

~12月6日ころ

 

末候>-橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

 

12月7日

~12月11日ころ

大雪

(たいせつ)

<初候>-閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

12月12日

~12月15日ころ

 

<次候>-熊蟄穴(くまあなにこもる)

 

奈良市:春日大社春日若宮おん祭-12/15~、お渡り式17日

12月16日

~12月21日ころ

 

末候>-鱖魚群(さけのうおむらがる)

 

12月22日

~12月26日ころ

冬至

(とうじ)  

<初候>-乃東生(なつかれくさしょうず)

12月27日

~12月31日ころ

 

<次候>-麋角解(さわしかつのおる)

1月1日

~1月4日ころ

 

末候>-雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

 

桜井市:大神(おおみわ)神社繞道祭(にょうどうさい)-1/1

 

1月5日

~1月9日ころ

小寒

(しょうかん)

<初候>-芹乃栄(せりすなわちさかう)

 

七草粥 1/7

1月10日

~1月14日ころ

 

<次候>-水泉動(しみずあたたかをふくむ)

 

五條市:念仏寺陀々堂の鬼走り-2014.1/14
平群町:信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)大とんど2014.1/14

1月15日

~1月19日ころ

 

末候>-雉始雊(きじはじめてなく)

 

1月20日

~1月24日ころ

大寒

(だいかん)

<初候>-款冬華(ふきのはなさく)

1月25日

~1月29日ころ

 

<次候>-水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

 

奈良市:若草山山焼き-2014.1.25

1月30日

~2月3日ころ

 

末候>-鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく

 

 

 

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