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大和路ろまん文庫 作品募集のご案内

奈良を感じる短編小説をー。

大和路ろまん文庫とは……
 四季折々の奈良を舞台とした、短編の愛情物語。冊子を手にした人が「奈良っていいな」「また来たいな」と感じてもらえるような小説シリーズを目指して、2009年7月から毎月発刊を続けており、ならまち各所(奈良市観光センター(下三条)、奈良県ビジターズビューロー、奈良町情報館)で無料配布しています。また、奈良市内公民館、奈良県下公立図書館で閲覧できます。 

これまで期間限定で募集をしておりましたが、今後は期間限定せず随時受付といたします。

 

募集要領

《内容》
奈良の自然、文化(名所、旧跡も)、風土、物産、歴史上の人物などを題材や背景にした、こころ暖まるストーリーを募集。やさしさに溢れた作品であれば、恋愛、推理、ミステリーSFなどジャンル不問。ただし、未発表オリジナル作品に限ります。新鮮で意欲的な奈良(こころ)の物語をお待ちしております。

《応募規定》
400字詰め原稿用紙30枚まで。ワープロ原稿ならA4よこ置・縦書きで、40字×40行で印字し8枚までとする。表紙として1枚目にタイトル、氏名(ペンネーム可(ふりがな)、本名)、住所、電話番号、職業、生年月日を明記。また、200字程度のあらすじも書いてください。頁番号を付け、右肩をとじ、下記まで郵送してください。尚、応募された原稿は返却いたしませんのであらかじめご了承ください。

《応募先》
〒630-8325 奈良市西木辻町139番地の6
京阪奈情報教育出版株式会社「大和路ろまん文庫」係

《締め切りおよび発表》
締め切り日:なし
発表:随時、当社ホームページ上にて。採用の方には発表に先立って直接ご連絡します。審査には1~3か月かかります。

《賞》
大 賞 副賞図書券3万円および「大和路ろまん文庫」として出版し、50冊贈呈。
優秀賞 副賞図書券1万円および「大和路ろまん文庫」として出版し、50冊贈呈。
《諸権利》
受賞作品の出版権、二次使用権は主催者に帰属します。

 

 

 

大和路ろまん文庫 執筆ポイントを聞く!

大和路ろまん文庫の数々の作品を執筆されている、永野春樹氏にお聞きました。

 

編集部 現在「大和路ろまん文庫」の作品を募集中ですが、初めて小説を書く方のために永野さんなりのポイントをお教えいただけないでしょうか。

 

永野 小説執筆で私が考えるポイントは、キャラクター設定とストーリーづくりです。なかでも私が大切にしているのは、やはりキャラクターづくりですね。登場人物設定について大和路ろまん文庫では、奈良らしさを感じてもらうために特に重要視しています。奈良の伝統工芸の匠とか、奈良で働いている人を設定します。その他、転勤などでしばらく奈良を離れていた主人公が久し振りに帰郷したというような設定もありでしょうし、あるいは他府県の人物であっても、旅先の奈良で体験した心温まるストーリーにするという手もあります。あまり冒険をせず、書き手の自分自身が一番感情移入しやすい人物を主人公に設定するといいと思います。

登場人物に“興味”や“共感”をもってもらうことができれば、小説をどんどん読み進めてもらえて、魅力的な奈良を感じてもらえると思います。

原稿用紙(400字詰)が30枚までの短編なので、登場人物があまり多過ぎると話運びが煩雑になるきらいがあります。私の場合は、主人公を含め大体4,5人の登場人物にするよう努力しています。

 

編集部 ストーリーづくりについてはいかがですか?

 

永野 まず、舞台設定としては奈良町(奈良の旧市街地)を描くのが好きですね。細く入り組んだ路地裏の雰囲気は、奈良らしさを醸し出しますし、季節感を演出するには、奈良のお祭りや行事などを盛り込むことができれば最高ですね。

それと、短編でも30枚という長さは、ショート・ショート(400字詰原稿用紙1枚~20枚程度が基本。日本ではSF作家の星新一なんかが開拓した。)に近く、はっきりした起承転結と洒落たどんでん返しを作品の命とするショート・ショートと同じように、話の“落ち”を大切にしています。じっくりと書き込める長さではないので、話の“落ち”が鮮やかであればあるほど、余韻は深まります。そして何より、奈良を好きになってもらえるようにと思って書いています。

 

編集部 書くにあたって難しいなと思うことは?

 

永野 登場人物をストーリーに沿って”動かす”。ここが重要で、難しいところです。小説は地の文ばかりでは(もちろん、そういった小説もありますが)、読み辛い上に、作品世界への感情移入が難しくなります。私の場合は、登場人物がセリフでしゃべったことで物語をすすめるように、地の文とセリフのバランスを心がけています。そして、セリフで大切なことは登場人物の何人かは必ず関西弁(奈良弁)を喋らせるということです。話の舞台が奈良であるのに、登場人物全員が標準語を喋っていたら、やはりおかしいでしょう。ただ、皆が奈良弁を喋ると、他府県の方は読み辛いでしょうし、少し読んでいてうるさく感じてしまいます。私の場合は奈良弁で喋るのは登場人物の半数くらいになるように人物設定をしています。

漫才のように面白い掛け合いを書く場合は、できるだけ関西弁(奈良弁)を喋る者同士の設定にすることが多いですが、片方を標準語にすることで、ちぐはぐな面白さを狙うこともできます。どんな言葉を喋らせるかということは、小説を書く上でとても大切なことであり、一番悩むところです。

 

編集部 その他に何かポイントはありますか。

 

永野 やはり、書き始めに集中しますね。最初の数ページで、季節感ある奈良の舞台設定と登場人物の人となりを出せればと思います。また、最初の数ページで主たる登場人物の背景が分かるように書かれていなければ(謎として後半に分かるように描いてある場合は別として)30枚の作品としては成功作と言えないと思います。

また、必ずしも時間軸に沿って書く必要はありません。印象的な場面から書くのも手です。

 

あと、テーマ(背景)についても考えます。

たとえば、奈良の町家の取り壊しの場面で、町並み保存か開発かの問題、あるいは家族構成の場面では介護や高齢化社会、無縁社会の問題など、作品の中に社会問題をいれることができれば言うことはありません。

奈良の物語で社会問題まで感じてもらえたなら読み応えのある小説と思ってもらえるでしょう。

ただ、あまりに強引にセリフや情景描写の中に社会問題を盛り込ませようとすると、文章やストーリーのリズムを壊しかねませんし、かえって小説としての面白さが希薄になってしまうこともあります。何度も言いますが、原稿用紙30枚というごく短い物語なので、まず心掛けることは破綻のないストーリー展開であり、書き手の心の中にはっきりとした社会問題意識があれば、それはごく自然に作品の中に出てくるものだとも言えます。

 

編集部 ありがとうございました。

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